MEMSFILM.comの特徴の一つで、マスクフィルムを描画するためのデータとして、AIデータ(イラストレータのaiやeps)を準備していただいても、25400dpiの描画が可能です。寸法精度もCADデータをご支給いただいた場合と同じです。
CADに慣れていない方や、複雑な形状のマスクフィルムをご検討されている方へは、イラストレータでのデータ作成をお勧めしております。
AI(イラストレータ)データの場合は、マスクフィルムで黒くなる部分を黒で作成してください。線でも塗りつぶしでも黒い部分が、そのままフイルム上で黒くなります。
ただし注意点としては、黒はCMYKモードのK=100%で作成してください。RGBモードでデータ作成すると、黒の部分がアミ点になってしまいます。(下図参照)
マスクフイルム用のデータをAIで作成する場合、リンクデータ(埋め込み画像)やパターンスウォッチもご使用可能です。これはCADでは不可能だったことです。
CADデータでは、自由曲線(スプライン)や楕円には対応しておりませんが、AIデータでは問題無く描画できます。
またCADデータでは一筆書きのデータが必要でしたが、AIデータではその様な制約もございません。
小さいパターンのデータを作成する際のコツは、何倍かのサイズでデータを作成し、ご支給いただく前に正規のサイズへ縮小することにより、数値(寸法)が正確になり、形状が見やすくなります。